【銅版画】BLAME!の世界を刷る
以前から作っていたBLAME!の銅版画。
今回はいよいよ刷りの回です。
以前の状態から紙やすりや研磨剤で調整を入れまして最終版としました。
通常の刷り
普通に刷るとこういう状態です。
雁皮紙刷り
雁皮紙という和紙を間に挟む刷り方。古風でレトロな雰囲気になります。
色刷り
色インク刷り。「コバルトブルー+バイオレット+黒」を少々という配合で作った青紫インク。
1版多色刷り
上記の青紫にローラーでクリーム色を一層入れました。一版多色刷りというやり方です。紙の地の部分が黄色がかっていますが、ここがローラーで入れたクリーム色の層雁皮紙よりモダンな雰囲気になりました。インクが混ざるので少し柔らかい印象に。
選定
並べてみると普通に色刷りしたものがBLAME!らしいハードさと奥行きがあって気に入ったので、これを完成作品にしました。水張りしたものが乾いたら額装してみたいです。