【下絵】そうだ、BLAME!を描こう
「人生ベストの漫画は?」と聞かれたら「『BLAME!』です」というくらいに影響をうけた漫画が遂に来週末劇場公開!
本日は映画館で冒頭15分映像付き舞台挨拶行ってきたせいでかなり盛り上がってます。
映像のクオリティがすご過ぎて鳥肌しかない。
学生時代にゾクゾク憧れていた世界が映像で観れるなんて技術の進歩って素晴らしい。制作者の熱が作り込みから伝わってきます!
あー、しかし、ほんとスタッフの人いいなぁー。ブラム作れるなんて。楽しいだろうなー。
…
そうだ!BLAME!を描こう!
というノリで描いてみました。
やばい楽しい。銅版画にしてみたい。
次は珪素生物とか描こう。
普段廃墟の絵とか描いているのもかなりBLAME!の影響なんだろうなーと思います。
前売り券のフィギュアも無事ゲット
来週末からはネットのカオスに殉教します。
ブリューゲル「バベルの塔」展の銅版画が良かった話
東京都美術館で7/2まで開催しているブリューゲル「バベルの塔」展行ってきました。
展覧会の目玉は「バベルの塔」の油彩画なんですが、銅版画がかなり多く展示されていて〈銅版画やってる勢〉としてはそっちが結構満喫できました。
銅版画モンスター祭り
銅版画といっても普通の絵じゃなくて奇怪なモンスターを彫ってます。
このように公式サイトもモンスター推し。
このモンスター達、エングレービングっていう技法なんですが、「ビュラン」という彫刻刀で彫られています。
こんなやつ
これのコントロールはすごく難しくて、自分はちょっと触って速攻挫折しました。
彫ってると銅の繊維とかに引っかかっるんですが、グイッと力を入れると入れ過ぎて、勢い良くはみ出す!さらに勢い余って反対の手に刺さったりして危ない!無理だ!
そういう難しい技法でこの密度です。
こんなすごいテクニックでキリストとか聖人じゃなくて面白モンスターかよ!
という風な変な感動をしたわけです。
なんか才能の無駄遣いというか。
刷ってみて絶対笑ってだろこいつらは。
そういうのが滲み出るハイテンションな画面です。
バベルの塔
肝心のバベルの塔も期待以上に良かったです。緻密さがすごい。ウィーンにあるもう一作のバベルの塔よりもサイズが小さいですが、今回来てる奴の方が良かったかも。密度が濃縮されているというか。
ただ、バベルの塔の前は混雑し過ぎててじっくり観れなかったのが残念。係員さんが「立ち止まらないようにお願いしま〜す」とずっと誘導していました。
行くなら平日にいって細部を眺めるのがオススメです。
【油彩】青空の廃墟都市を探索する部隊の油絵
はじめまして。chuckyです。
趣味で廃墟の絵を多く描いているので、このブログで制作中の絵とか載せていこうと思います。
「廃墟都市の探索」油彩、2014、F15号
過去に描いた作品です。原因不明の事件で崩壊した廃墟都市に探索しに来た部隊という設定です。
元ネタにした景色はなくて架空の廃墟都市です。
夏に描いていたので夏らしい鮮やかな空になっています。入道雲が好きなのでよく描くんですよね。
にしても、ビル真っ二つとかどういう破壊だよとか思ってしまいますが。
車部分
謎のクラシックカー。住民はこれに乗って逃げようとしていたのだろうか。
だとしたら車両選択ミスだろ。
人物部分アップ。
「AKIRA」のモブとして出てきそうな人達です。向かう先には都市を崩壊させた超能力研究所の跡が…
…
あったら生きて帰れなさそう…
もし続き描くとしたら
「さっきまで朝食の支度をしていたのに忽然と人間だけが消えたかのようだ!」
といったバミューダ海域っぽいミステリーがいいなぁ。