世界の果ての絵

銅版画、油彩で描いた廃墟や深海の絵を紹介します。

ブリューゲル「バベルの塔」展の銅版画が良かった話

東京都美術館で7/2まで開催しているブリューゲル「バベルの塔」展行ってきました。 (出典:見どころ|【公式】 ブリューゲル「バベルの塔」展) 展覧会の目玉は「バベルの塔」の油彩画なんですが、銅版画がかなり多く展示されていて〈銅版画やってる勢〉とし…

【銅版画】古城の丘

「古城の丘」、銅版画、雁皮紙、2016、12x18cm 三作目に作った銅版画です。 北欧とかにありそうなヨーロッパの古城跡の丘をイメージしています。風を感じられる雰囲気が出ていればと思います。 雁皮紙刷り 今回は「刷り」について。 この刷りは画用紙の上に…

【銅版画】雨の化女沼レジャーランド

「雨の化女沼レジャーランド」銅版画、雁皮紙、2016、12x18cm 廃墟ファンの聖地!化女沼レジャーランドを題材にした銅版画です。 ドライポイント 前回の記事で紹介した酸で描く技法と違って直接銅版をガリガリ彫っていくドライポイント技法で制作しています。

【銅版画】窓の光

「窓の光」銅版画、2016、12x18cm 初めて本格的に作った銅版画作品です。 古城の窓で何やらエネルギーを発している人物。 「油絵と違って線が使えるぞー」というのが嬉しくてうねうねした光のラインを多用したのを思い出します。 今見るといろいろ拙いところ…

【下絵】山頂の廃墟

「山頂の廃墟 下絵」鉛筆 次の銅版画の下絵案を描いています。 1ヶ月くらいは同じ絵にかかりきりになってしまうので、何枚か下絵案を作って面白そうなのを選ぶという流れにしています。 今回は円形の建物の廃墟写真を主題にして人間とかアライグマを配置す…

【油彩】青空の廃墟都市を探索する部隊の油絵

はじめまして。chuckyです。 趣味で廃墟の絵を多く描いているので、このブログで制作中の絵とか載せていこうと思います。 「廃墟都市の探索」油彩、2014、F15号 過去に描いた作品です。原因不明の事件で崩壊した廃墟都市に探索しに来た部隊という設定です。 …